61式戦車 5型  1/35 BANDAI      2011/8
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 工作

 ◎砲塔側面に、表面が荒れた感じにするためサーフェイサーで加工。
 ◎手すり類は、強度、スケール感を考え真鍮線に変更。
 ◎スモークディスチャージャーを展開気味に加工。工作は簡単で、切り離す寸前まで切り込みを入れ、気を付けて手でグイッと開き気味に。後に、その部分に瞬着を付けて強化。(鎖はアベール製品)

 ◎トラベルクランプは、表情を付けるため左右で長さを調整。
 ◎砲塔・車体前部に、増加装甲をプラ板にて加工接着し、際に溶接跡を再現した。
 ◎側面装甲板に各種加工。(切断。穴空け。凹み等)
 ◎牽引ロープに、適当な太さのユリイカ製品を使用。
 ◎砲塔上部機銃部に、AFVクラブ製品を加工して使用。機銃はキットの物を削り込んで取り付けた。弾帯は、使う場が無かったアンドレア製品を使用。
 ◎装備品類は、タミヤ、バーリンデン製品から各種使用。ベルトは、極薄の真鍮板を使用。牽
 ◎各種透明部品の裏打ちに、銀シールやプラ鏡を使用。
 ◎主砲排煙口に、異物混入防止ネットを付け、対空防御用装甲板をプラ材等ででっち上げた。
 ◎主砲砲口は、少々塗装に凝ってみた。
キャラクター物ではあるが、何よりも1/48AFVシリーズ以来のバンダイの本格的AFVと期待を大にした。
残念ながら思っている様には楽しめず、製作終了まで苦しむ結果になった…。
ただ、誤解をしないで戴きたいのは、キットとしては非常に優秀で、誰でも簡単に作ることが出来ると言う事だ。
通常のスケール物のAFVに比べ、素晴らしい点が有ることにももっと注目されて良いキットではないかと思う。
塗 装
◎クレオスラッカーで暗色を作り、下地塗装。
◎車体基本色は、タミヤアクリル数色で明暗5,6色製作。
◎軽いカラーモヂュレーションを施し、各部素材等を勘案し各部を筆塗り。
◎ウェザリング等に使用したのは、 MIG商品、AK商品、バレホ、アブタイルンク、他油彩各色、パステル粉等。
◎基本的に、通常の戦車を塗る手順ですすめたが間に色々実験を挟んだ。例えば、バレホによるフィルター等。


◆ 終わりに
 発売後、直ぐに製作を開始したが、どうにも何か違うと言う感覚から嫌になってしまい押入に直行。
 恐らく、アニメの世界でしか存在しないからだと結論付けて自分を納得させたのですが…。
再開後、その車体の大きさに工作・塗装とも難儀し、気が付けば腱鞘炎?の激痛との戦いも味わうはめに。
 いろいろ複雑な思い(兎に角楽しくなかった)もさせられた訳ですが、各種塗装実験も行い、次作(ヤクパン)にフィードバック出来た事は非常に大きかった。
ただ、悲しい事に、調子にのって2個購入しているので、何れまたこの苦しみを味わうのかと思うと…。そんな気分に浸っていたHMEで、思いがけない方々から過分なお褒めの言葉を戴き、幾分気が晴れ救われた感じがした。
次回は、褒められた事に気をよくして、十分に楽しめるように工夫して再挑戦してみようと思う。